80歳のフェミニストカウンセラーからあなたへわたしを生きる知恵
河野 貴代美:著, 岡野 八代:対談
発行:三一書房
この版元の本一覧
四六判 245ページ 並製
定価:1,700円+税
ISBN978-4-380-18004-0 C0036
在庫あり
奥付の初版発行年月:2018年01月
書店発売日:2018年01月22日

目次

第1章 [対談]個人史を語る
1 母との関係
2 フェミニズムとの出合い
3 フェミニストカウンセリングの立ち上げ
4 政治思想をフェミニズムの視点で読み直す
5 「自立」「自己表現」からDV・セクハラまで

第2章 関係の中で自分を育てる
あなたはあなたであってよい
個人的なことは政治的なこと
自分に正直であること
(コラム1)日本フェミニストカウンセリング学会の歩みとともに
人と共にいるということ
女性自身の意識変革──CR
自己評価を高める──ATとSET
新しい服探し
(コラム2)暴力根絶をめざして
神話を覆す
アイデンティティをめぐる問いかけ

第3章 [対談]家族について
6 家族のいま
7 同性カップル
8 「家族」に代わる支え合いの形
9 カテゴリー化に疑問

第4章 あなた自身を生きなさい
母と娘
自分を知る
(コラム3)今後の母娘関係を考えるうえでのヒント
複眼思考と分節化
女性同士の友情
カテゴリーの移動
(コラム4)地方でのフェミニストカウンセリングの実践
罪悪感
夫、パートナーとの関係
生きること
覚悟と断念

第5章 [対談]いま、伝えておきたいこと
10 フェミニズムの衰退・断絶をめぐって
11 「自己責任」という言葉が示すもの
12 「個の尊重」の核となるもの

関連リンク

https://31shobo.com/2017/11/18004/

著者プロフィール

河野 貴代美(カワノ キヨミ)

フェミニストカウンセラーとして長く生きてきた私から、今を生きるあなたへ贈るメッセージです。「ゆっくりでいいから、あなた自身を生きなさい」、と。

1939年生まれ。シモンズ大学社会事業大学院修了(MS)。元お茶の水女子大学教授。
専門:フェミニストカウンセリング、臨床心理学、フェミニズム理論、社会福祉。日本にフェミニストカウンセリングの理論と実践を初めて紹介し、各地におけるカウンセリングルームの開設を援助。後、学会設立や学会での資格認定に貢献。
著書:『自立の女性学』(1983年、学陽書房)、『フェミニストカウンセリング(Ⅰ・Ⅱ)』(新水社、1991/2004年)、『わたしって共依存?』(2006年、NHK出版)ほか。
翻訳:P・チェスラー『女性と狂気』(1984年、ユック舎)、H・パラド他『心的外傷の危機介入』(2003年、金剛出版)ほか多数。

岡野 八代(オカノ ヤヨ)

学生時代に政治思想家で唯一、教科書に登場した女性ハンナ・アーレントに出会ってから、政治思想史の研究をしてきた。最近は、思想家たちが家族、そして家族責任を担う女性たちについてどのように語ってきたのかを研究している。その一方で、女性たちの家族の中での経験に、もっと耳を傾けるべきだとも考えている。著作には、『フェミニズムの政治』(みすず書房)、『戦争に抗する』(岩波書店)がある。



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