風薫る季節へ追憶
三木原 浩史:著
発行:彩流社
この版元の本一覧
四六判 260ページ 上製
定価:1,800円+税
ISBN978-4-7791-2436-5 C0090
在庫あり
奥付の初版発行年月:2017年12月
書店発売日:2017年12月06日

紹介

学生時代から35年の教員生活──

  その間の交友と折々に書き留めた来し方の回想……

 人との出合い、学問への向かい方、師、同僚、そして家族……。

一人のフランス文学者が歩んだ“日常”の世界で感じたこと、
また専門の“わき道”からのエッセイ集!

目次

はじめに……

Ⅰ 青春・友・歌、そしてシベリウス
──知古嶋祥一君に……

Ⅱ 読書会の楽しみ……

1、「リヴィエール会」
(『魅せられたる魂』原書輪読会)のこと
2、「リヴィエール会」
 夏期合宿記録(抄)

Ⅲ 師・同僚──送別のことば……

1、本城格先生の思い出
2、破顔一笑
――須藤健一先生を送る
3、魚住和晃先生を送る
4、君の横顔に乾杯!
――木下資一先生を送る
5、岩本和子先生とのご縁
──三木原浩史「最終講義まえの挨拶」 から

Ⅳ 友・家族……

1、若き友、D君へ
2、時折、体のなかを風が……
3、春は、モーツァルトの……
4、山本省さんへの手紙(抄)
5、滝澤壽さんへの手紙(抄)
6、あの店この店
7、三男坊中学受験顚末記
8、わが家には三匹のビーグル……
9、仲間だから
10、松枝憲一郎君

Ⅴ 旅……

1、空と太陽と海と
2、伊勢神宮を訪れたのは、三度目だ……
3、同人諸氏と、大阪城港に向かう……
4、サン= ジャン= オ= ボワを訪ねて

Ⅵ シャンソン……

1、『枯葉』をめぐる断章
――なぜ二番はうたわれないのか?
2、シャンソンの名曲「さくらんぼの実るころ」
3、自著『シャンソンの四季
――フランス文化断章・空想の講演集』を語る
4、書評『イヴ・モンタン ぼくの時代』
5、白井鐵造文庫「楽譜目録」考(抄)
――シャンソンの楽譜をめぐって
6、「シャンソン・フランセーズ研究」誌創刊に寄せて
7、シャンソン受容、または
白井鐵造『すみれの花咲く頃』

Ⅶ 映画・舞台……

1、ロメール映画に吹く古代ギリシャの風
──エリック・ロメール監督の映画『夏物語』
2、ピアフ・言葉・風景
――オリヴィエ・ダアン監督の
映画『エディット・ピアフ 愛の讃歌』
3、「ええ、あたしにはなんの後悔もないわ」
――パム・ジェムス作、大竹しのぶ主演『ピアフ』

Ⅷ ロマン・ロラン……

1、ロマン・ロラン『ジャン・クリストフ』
――名作への招待
2、「演奏会は、ぼくの先生だった」
――1886-9 年パリ、そして音楽

Ⅸ 思うこと……

1、道場剣法と真剣勝負
2、秋は、『クラリネット五重奏曲』の……
3、童話を書きたいという思いが……
4、還暦に思ったこと
――「楽しかった」ぐらいは……(抄)
5、定年退職のご挨拶
──ほんとうに、ありがとう

Ⅹ フランス語への誘い……

1、さあ、フランス語を始めよう!
2、「ことば」によって、人間と世界へ

ⅩⅠ 子供の世界――童話二編と絵本紹介……

著者プロフィール

三木原 浩史(ミキハラ ヒロシ)

みきはら・ひろし
神戸大学名誉教授、
フランス文学・フランス文化論
(特に、シャンソン・フランセーズ研究)。

著書
『シャンソンの四季』、『シャンソンはそよ風のように』、
『パリ旅物語』、『シャンソンのエチュード』、
『シャンソンのメロドラマ』、『シャンソンの風景』、
『随想・オペラ文化論』〔以上、彩流社〕、
『すみれの花咲く頃、矢車菊の咲く時』〔鳥影社〕、
『フランス学を学ぶ人のために』(共著)〔世界思想社〕など。

訳書
『ロマン・ロラン全集』第13巻所収「ニオベ」(個人訳)
第19巻所収「演劇について」(共訳)〔みすず書房〕、
ロマン・ロラン『ピエールとリュス』(個人訳)〔鳥影社〕。



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