―連歌・俳諧・和歌論―連歌という文芸とその周辺
廣木 一人:著
発行:新典社
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四六判 472ページ 上製
定価:13,700円+税
ISBN978-4-7879-4300-2 C3395
在庫あり
奥付の初版発行年月:2018年04月
書店発売日:2018年04月25日

紹介

時代的にも形式的にも、和歌と俳諧の間に位置づけられる文芸、連歌。
その連歌が行われた場である、連歌会席の文化的なあり方や、担い手、季節感、文化圏などについて、和歌・俳諧も往還しつつ論じる。

目次

はじめに
 序説 和歌・連歌・俳諧(連歌)という文学―韻文学史観構築のために―
第一章 連歌会席の実際
 一 会席の文芸としての連歌―連歌執筆・執筆作法書の発生に言及して―
 二 連歌会席・俳席における行儀
 三 連歌会席・俳席における執筆の立て膝
 四 連歌会席での筆記用具の有無
 五 「原懐紙」「清書懐紙」ということ―宮内庁書陵部蔵後土御門内裏連歌懐紙を軸に―
 六 連歌・俳諧における句の用意
 七 分句をめぐって
 八 連歌・俳諧会席作法書について
第二章 連歌師の諸相
 一 連歌師という「道の者」
 二 梵灯庵の東国下向
 三 宗砌の東国下向―梵灯庵・真下満広・木戸孝範に触れて―
 四 玄清―宗祇を継承した連歌師―
 五 連歌師と苧公事―宗碩・宗坡・周桂・宗仲など―
 六 連歌壇における里村紹巴
 七 「中世」連歌の近世
第三章 連歌・和歌の諸相
 一 日本の詩歌にとっての「四季」と「暦」―明治改暦と「歳時記」に言い及んで―
 二 連歌発句で当季を詠むということ―十二月題という当座性―
 三 心敬の文学
 四 歌枕と連歌
 五 「韻字和歌」の諸相
 六 榊原家の文芸―忠次・政房―
おわりに
索引

著者プロフィール

廣木 一人(ヒロキ カズヒト)

廣木 一人(ひろき かずひと)
1948年12月 神奈川県横浜市に生まれる
1972年3月 青山学院大学文学部フランス文学科卒業
1978年3月 青山学院大学院日本文学日本語専攻博士課程満期退学
学位 文学修士
現職 青山学院大学名誉教授
主著
『新撰菟玖波集全釈』全9巻(共著,1999~2009年,三弥井書店)
『連歌史試論』(2004年,新典社)
『連歌の心と会席』(2006年,風間書房)
『文芸会席作法書集 和歌・連歌・俳諧』(共著,2008年,風間書房)
『連歌辞典』(2010年,東京堂出版)
『連歌師という旅人 宗祇越後府中への旅』(2012年,三弥井書店)
『歌枕辞典』(2013年,東京堂出版)
『室町の権力と連歌師宗祇 出生から種玉庵結庵まで』(2015年,三弥井書店)
『連歌大観』全3巻(共編,2016~2017年,古典ライブラリー)
『榊原家の文芸 忠次・政房・政邦』(共著,2017年,私家版)



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