源氏物語と漢世界
飯沼 清子:著
発行:新典社
この版元の本一覧
A5判 468ページ 上製
定価:13,800円+税
ISBN978-4-7879-4302-6 C3395
在庫あり
奥付の初版発行年月:2018年05月
書店発売日:2018年05月25日

紹介

日本文学において、人が心を寄せたモノは帯・冠・漢詩・水石・蘭・菊・賢人・酒・茶…と多岐にわたる。
それらをめぐる中古を中心とした人々の実態・文化・文学を、中国との比較や日本の史料を通して捉え直す。カラー口絵つき。

目次

凡例
遊び心と志―序章
 一 「水」の今昔
 二 末摘花と歳寒の松

一章 有識とモノ
 一 「高名の帯」攷―宇津保物語に描かれた「帯」の意味とその背景―
 二 源氏物語の「帯」―宇津保物語との比較を通して―
 三 「落冠」考
 四 誕生・裳着・産養

二章 才と自律
 一 平安時代中期における作文の実態―小野宮実資の批判を緒として―
 二 「賢人右府」実資考―説話の源流と展開―
 三 寛弘年間の道長と元白集
 四 藤原道長の文殿

三章 漢的表現を追って
 一 水石の風流
 二 志の花―「蘭」の表現史―
 三 狐と蘭菊
 四 山の帝の贈りもの

四章 規範と規範を超えるもの
 一 源氏物語の「さかし人」
 二 「白物」攷
 三 すずろなる時空―宇津保物語の史的背景―
 四 数奇の世界の「本歌」

初出・原題一覧/あとがき/索引

著者プロフィール

飯沼 清子(イイヌマ キヨコ)

飯沼 清子(いいぬま きよこ)
群馬県に生まれる
1973年3月 國學院大學文学部文学科卒業
1982年3月 國學院大學大学院文学研究科博士課程後期満期退学
専攻 平安朝文学
現職 國學院大學講師
主論文
「「高名の帯」攷―宇津保物語に描かれた「帯」の意味とその背景―」(『國學院雑誌』1985年6月, 國學院大學),
「平安時代中期における作文の実態―小野宮実資の批判を緒として―」(『國學院雑誌』1987年6月, 國學院大學),
「「落冠」考」(『国文学ノート』2005年3月, 成城大学短期大学部日本語日本文学研究室),
「狐と蘭菊」(『朱』2004年3月,伏見稲荷大社)ほか



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