順徳院の歌の伝承と、佐渡と、良寛
桂 尚樹:著
発行:けやき出版
この版元の本一覧
四六判 並製
定価:0円+税
ISBN978-4-87751-580-5 C1095
近刊
奥付の初版発行年月:2018年02月
書店発売日:2018年03月13日

紹介

豊富家は順徳院の歌で勉強していた。この伝統を、桂家と良寛は継承している。この真実を表したのが本書である。桂家の初祖が記されている横山京氏の著書に啓発され、平成7年以来、良寛と桂家の研究を続ける筆者による細やかな考察が光る労作。

目次

はじめに 

一章 豊臣秀吉の歌、出典の歌

豊臣秀吉

天正十四年七年の歌 天正十五年六月の歌 天正十六正月の歌

天正十六年四月の歌 天正十八年の歌 文禄元年正月の歌

文禄元年八月の歌 文禄三年の歌 文禄三年の歌

慶長元年十一月の歌 慶長三年三月の歌


二章 豊臣秀次の歌、出典の歌

豊臣秀次

天正十六年四月の歌 文禄三年の歌 文禄四年、辞世の歌


三章 豊臣秀頼の歌、出典の歌

豊臣秀頼

秀頼の歌二首 秀頼自賛の歌 正保三年奉納、秀頼五首の歌


四章 秀吉の「夢」、出典の歌

辞世の中の、「夢」出典の歌 良寛が示す、「夢」の出典

順徳院の歌と、良寛の歌 辞世の中の言葉と、良寛の歌

祖先を表す言葉


五章 桂譽春と、桂譽章の歌

立春を表した歌 早秋を表した歌 佐渡の海辺を表す歌

帰郷を表す歌 故人にされた良寛 秋の夜を表した歌

良寛誕生の夜を表す歌 秋葉神社と佐渡


六章 桂譽春を表す歌

隠居し、佐渡へ 溝口軌景の証言 耕作を表す歌 「師(し)」の意味

三代様(さんだいさま) 「さすたけの君」の意味 「さすたけの君」に当たる人

「変は」の言葉に当たる人


七章 幼少期の良寛

譽春を待つ良寛 「手毬」の意味 「鉢の子」の意味 元の心

古寺 柘榴 「渠(かれ)」の入った詩 幼少期空白の良寛


八章 遁世から出家へ

「衝天」の意味 涅槃(ねはん)の像 遁世を表す歌 出家の理由

神仏崇敬者の影響


九章 佐渡を表す歌

真弓関(まゆみのせき) 月影池 稲荷杜 真野 「鳴子」の意味


十章 長歌「月の兎」の意味

長歌「月の兎(うさぎ)」 「三人(みたり)」の意味 「天の帝」と「天の命」

「旅人」の出典 「月の兎」の出典 長歌の主旨 「翁(おきな)」と「命(みこと)」


十一章 大村藩との関係

富取藤子の歌 大村藩との関係


桂家と各家関係系図

順徳院の歌と、桂家良寛の関係


参考文献

おわりに


著者プロフィール

桂 尚樹(カツラ ナオキ)

昭和19年、新潟県五泉市に生まれる。昭和42年学習院大学法学部卒業。
平成16年トッパン・フォームズ(株)定年退職。
平成7年10月以来、良寛と桂家に関する研究に入り、成果を本に著した。
著書『豊臣秀吉の子孫良寛と桂家』(新人物往来社)、『良寛の出家と木下俊昌』(リーベル出版)、『良寛の百人一首』(近代文芸社)



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