記憶をめぐる人文学
アン・ホワイトヘッド:著, 三村 尚央:訳
発行:彩流社
この版元の本一覧
四六判 251ページ 上製
定価:2,600円+税
ISBN978-4-7791-2346-7 C0098
在庫あり
奥付の初版発行年月:2017年08月
書店発売日:2017年08月18日

紹介

古代から現代までにいたる
哲学や文学の表現に表象された「記憶」が、
「歴史」や「忘却」「トラウマ」などを
鍵語にしつつ、
「記憶と書き込み」、「記憶と主体」、
「無意志的記憶」、「集合的記憶」
といった主題において、
プラトン、アリストテレス、ダンテ、
ジョン・ロック、デヴィッド・ヒューム、
ルソー、ワーズワース、ニーチェ、フロイト、
ベルクソン、そしてプルーストなどの
人文学的テクストから縦横無尽に読み解かれる!

関連書籍
『記憶・歴史・忘却』
(ポール・リクール、新曜社)をはじめ、
『記憶術』(フランセス・A.イエイツ、水声社)や
『記憶術と書物』(メアリー・カラザース、工作舎)
など…

目次

序章

第一章

記憶と書き込み

記憶の蝋板

記憶術

記憶と書物

第二章

記憶と主体(セルフ)

内面への転向

ルソーの連想の鎖

よみがえる心象風景

第三章

無意志的記憶

フロイトの「マジック・メモ」

プルーストの「マドレーヌ」

トラウマ的記憶

第四章

集合的記憶

モーリス・アルヴァックスと集合的記憶

ピエール・ノラと「記憶の場」

戦争と集合的記憶

結語:忘却術?

索引

文献一覧

用語集

訳者あとがき

著者プロフィール

アン・ホワイトヘッド(アン ホワイトヘッド)

Anne Whitehead.
英国ニューキャッスル大学の現代文学
および比較文学准教授。
研究分野は現代イギリス文学
(パット・バーカー、W・G・ゼーバルト、
カズオ・イシグロ)、トラウマ研究、
情動とフェミニズム、医療人文学(Medical Humanities)
など多岐にわたっており、
近刊は『現代イギリス文学における医療と共感
―― 医療人文学への介入』
(Medicine and Empathy
in Contemporary British Fiction:
An Intervention in Medical Humanities)。
また雑誌The Journal of Literature and Trauma Studies
の編集委員も務めている。

三村 尚央(ミムラ タカヒロ)

Takahiro Mimura.
みむら・たかひろ
千葉工業大学准教授。
関心分野はイギリス文学(カズオ・イシグロなど)
および記憶の文化。
記憶やノスタルジアから見た文化研究の領域を整備して、
関連書籍や作品のリストを編めないかと模索中。



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