平田良衛・岩本忠夫・半谷清寿・鈴木安蔵フクシマ・抵抗者たちの近現代史
柴田 哲雄:著
発行:彩流社
この版元の本一覧
四六判 262ページ 上製
予価:2,200円+税
ISBN978-4-7791-2449-5 C0021
近刊
奥付の初版発行年月:2018年02月
書店発売日:2018年02月16日

紹介

福島第一原発事故の被災地である、
南相馬市小高区、双葉郡双葉町や富岡町には、
いまこそ注目したい4人の抵抗者と言える人物がいた!

社会運動家で農民運動に半生を捧げた平田良衛(1901‐76)、
反原発運動の草分け的存在から政治家となり
最後は「転向」した岩本忠夫(1928‐2011)、
実業家で郷土開拓に半生を捧げた半谷清寿(1858‐1932)、
日本国憲法の実質的な起草者として知られる鈴木安蔵(1904‐83)
――。
それぞれに厳しい時代の波にもまれて生き、挫折も味わった
人生の軌跡と思想的営為から、現在への教訓を読み解く。

それぞれの人物がもし今生きていたら、原発事故に対して
どのような立場をとったかを、
それぞれの思想的ロジックを踏まえて推測する
というユニークな試みも行なう。
現在の問題を起点に近現代史を振り返る異色で秀逸な評伝!

目次

はしがき 筆者にとっての原発事故

第1章 平田良衛
 ――南相馬市小高区に根差した農民運動家

第2章 岩本忠夫
 ――双葉町の酒屋の主人の反原発と「転向」

第3章 半谷清寿
 ――富岡町夜ノ森に根差した警世家

第4章 鈴木安蔵――南相馬市小高区出身の
 日本国憲法の実質的な起草者

著者プロフィール

柴田 哲雄(シバタ テツオ)

しばた・てつお
愛知学院大学教養部准教授。
1969年、名古屋市生まれ。
中国・上海の華東師範大学法政系への留学を経て、
2001年3月、京都大学大学院人間・環境学研究科
博士後期課程単位取得退学。
2003年5月、博士学位取得。
京都大学総合人間学部非常勤講師を経て、
2002年4月、愛知学院大学教養部専任講師。
2008年2月より現職。
2010年4月から2011年3月、
コロンビア大学東アジア研究所客員研究員。
主著:
『習近平の政治思想形成』(彩流社)、
『協力・抵抗・沈黙――汪精衛南京政府のイデオロギーに
対する比較史的アプローチ』(成文堂)、
『中国民主化・民族運動の現在
――海外諸団体の動向』(集広舎)。
編著に
『中国と博覧会
――中国2010年上海万国博覧会に至る道』(成文堂)。



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