ガリヴァーから『パシフィック・リム』へ太平洋の精神史
小野 俊太郎:著
発行:彩流社
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四六判 328ページ 並製
定価:2,000円+税
ISBN978-4-7791-2452-5 C0090
在庫あり
奥付の初版発行年月:2018年04月
書店発売日:2018年04月10日

紹介

2018年4月、全国公開の映画
『パシフィック・リム: アップライジング』に合わせ、
太平洋のもつ意味合いを概観する文化史!

日米の間に広がる太平洋は、
パシフィック(和平)という幻想によって
作り出されてきたが、
実際には、ヨーロッパの裏側として、
あらゆる汚辱の捨て場所(奴隷、核問題) などの
舞台となってきた。

日米の文学、映画がどのように太平洋を読み解いてきたのか?

とくに、太平洋から怪獣が現れるという設定をもつ
『パシフィック・リム』は、
太平洋を語る場合、多くの問題を孕んでいる。

目次

はじめに 平和の海(パシフィック・オーシャン)という幻想

第1部 平和の海から争乱の海へ

第1章 スペインの海からガリヴァーの海へ

第2章 アメリカ合衆国と奇想の海

第3章 労働と漂流の太平洋

第4章 バカンスと楽園幻想

第2部 太平洋をはさんで対決する

第5章 進化と退化の島々――
『キング・コング』『ジュラシック・パーク』『地獄の黙示録』

第6章 移民と経済戦争―『ダイ・ハード』『ブラック・レイン』

第7章 戦争と怪獣の記憶―ゴジラ映画と『パシフィック・リム』

おわりに 太平洋をめぐる想像力

著者プロフィール

小野 俊太郎(オノ シュンタロウ)

1959年、札幌生まれ。
東京都立大学卒、成城大学大学院博士課程中途退学。
文芸評論家、成蹊大学などでも教鞭を執る。
著書に、『スター・ウォーズの精神史』『ゴジラの精神史』
『ウルトラQの精神史』(彩流社)、『モスラの精神史』
(講談社現代新書:講談社)や『大魔神の精神史』
(角川oneテーマ21新書:角川書店)のほかに、
『〈男らしさ〉の神話』(講談社選書メチエ:講談社)、
『社会が惚れた男たち』(河出書房新社)、
『日経小説で読む戦後日本』(ちくま新書:筑摩書房)、
『『ギャツビー』がグレートな理由』
『フランケンシュタインの精神史』
『ドラキュラの精神史』
『新ゴジラ論』(彩流社)など多数。



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