ガリヴァーから『パシフィック・リム』へ太平洋の精神史(仮)
小野 俊太郎:著
発行:彩流社
この版元の本一覧
四六判 290ページ 並製
予価:1,900円+税
ISBN978-4-7791-2452-5 C0090
近刊
奥付の初版発行年月:2018年04月
書店発売日:2018年04月05日

紹介

2018年4月、全国公開の映画
『パシフィック・リム: アップライジング』に合わせ、
太平洋のもつ意味合いを概観する文化史!

日米の間に広がる太平洋は、
パシフィック(和平)という幻想によって
作り出されてきたが、
実際には、ヨーロッパの裏側として、
あらゆる汚辱の捨て場所(奴隷、核問題) などの
舞台となってきた。

日米の文学、映画がどのように太平洋を読み解いてきたのか?

とくに、太平洋から怪獣が現れるという設定をもつ
『パシフィック・リム』は、
太平洋を語る場合、多くの問題を孕んでいる。

目次

はじめに 平穏の海(パシフィック)という幻想

第1章 スペインの海からガリヴァーの海へ

第2章 アメリカと奇想の海

第3章 労働と移民の太平洋

第4章 バカンスと楽園幻想

第5章 猿と進化の島

第6章 太平洋を挟んで対峙する

第7章 怪獣たちと戦争の記憶

おわりに 環太平洋的想像力

著者プロフィール

小野 俊太郎(オノ シュンタロウ)

1959年、札幌生まれ。
東京都立大学卒、成城大学大学院博士課程中途退学。
文芸評論家、成蹊大学などでも教鞭を執る。
著書に、『スター・ウォーズの精神史』『ゴジラの精神史』
『ウルトラQの精神史』(彩流社)、『モスラの精神史』
(講談社現代新書:講談社)や『大魔神の精神史』
(角川oneテーマ21新書:角川書店)のほかに、
『〈男らしさ〉の神話』(講談社選書メチエ:講談社)、
『社会が惚れた男たち』(河出書房新社)、
『日経小説で読む戦後日本』(ちくま新書:筑摩書房)、
『『ギャツビー』がグレートな理由』
『フランケンシュタインの精神史』
『ドラキュラの精神史』
『新ゴジラ論』(彩流社)など多数。



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