ケネディ大統領の遺言「発想の転換」の政治
土田 宏:著
発行:彩流社
この版元の本一覧
四六判 288ページ 並製
定価:2,000円+税
ISBN978-4-7791-2544-7 C0022
在庫あり
奥付の初版発行年月:2018年11月
書店発売日:2018年11月20日

紹介

理念・理想なき分断の政治を前にして
問われるリーダーとは!

“強者が公正で、弱者が安全で、そして平和が維持される”

もはや4~50年前の米ソ冷戦の真っ最中、
核戦争の危機のなかでの「平和」を目指した政治があった……

「人種差別の撤廃への道、
困難であればあるだけ、
その理想が崇高であればあるだけ、
努力して必死に探求していかなければならない」

と呼びかけたケネディ(ジョン・F・ケネディ)政治
の真髄をこの今、問い直す!

現今の日本政治の危惧すべき事態に対し、
今や古きしかし新しくもなり得るケネディ政治の可能性を、
ケネディと共に時代を歩んできた現、JFK研究所所長が、
押し拡げる!

日本の政治と日々向き合う全国の議員にこそ、
読んでもらいたい書、刊行!

目次

はじめに

第一章 真の平和のために
     ――アメリカン大学での演説

本当の平和

核の時代の常識

困難な平和追求

平和のための行動──発想の転換

敗北主義者の平和

理性による平和

ソ連に対する態度の再検討

ソ連にも優れている点

共通の利益──多様性が存在する世界

国益を超えて

冷戦への態度の再検討

自立の権利──人間として

平和への動き──核軍縮に向けて

重大な決定──衝撃的発表

アメリカ国内の問題──自由と人権

平和は人権の問題──人間共通の利益

アメリカン大学の演説のまとめ

第二章 アメリカ国内に革命を
     ――全国に向けたテレビ演説

アメリカと黒人

奴隷解放令と憲法改正

南北戦争後──過酷な運命

ブラウン判決

バス・ボイコット

高揚する黒人権利の要求

ケネディと黒人問題

テレビ演説── 1963年6月11日

移民の国

人はみな平等=独立宣言書

幸福追求の権利

黒人も平等の投票権

「もう待てない」

公民権法案の提出へ=革命を起こす

希望の光

法律だけでは……他人への思いやり

最終まとめ──ひとつの国家

二つの演説の意味

第三章 正しいことは、正しいからする
     ──ケネディの信念

キング牧師救済

二度と戦争はしない

ピッグス湾事件

ベルリン危機

キューバ・ミサイル危機

海上封鎖

国民に真実を

緊迫の時――核戦争一分前

エクスコム──最後の対立決着へ

軍部拒否──ケネディの偉大さ

第四章 もうひとつの遺言
     ──安倍政治は滅びへの道

アメリカ合衆国憲法

合衆国憲法の制定者たち

日本国憲法の場合

第九条の改変

多数の暴力

すべての自民党政治家・支持者に

日本国憲法の価値

日本のミッション

本当の心の叫び

沖縄だって本土だ
    ――沖縄の人たちとひとつに

米軍基地──必要なのか?

日本を守る――沖縄を犠牲に?

参考資料 

 就任演説 1961年1月20日

 アメリカン大学演説 1963年6月10日

 テレビ演説 1963年6月11日

あとがき

著者プロフィール

土田 宏(ツチダ ヒロシ)

つちだ ひろし
Hiroshi Tsuchida
1947年生まれ。
上智大学外国語学部在学中に
ニューヨーク市のフォーダム大学に編入、
72年に同大を卒業後、
New School for Social Research に進学し
74年に修士課程を修了(MA取得:専攻アメリカ政治)。
2018年城西国際大学教授を定年退職。
現在、JFK研究所所長。
主な著書に、
『ケネディと日本  日米協調へのターニングポイント
 NHKカルチャーラジオ 歴史再発見』(NHK出版、2017年)、
『アメリカ50年  ケネディの夢は消えた?
  フィギュール彩』(彩流社、2015年)、
『アメリカ1968  混乱・変革・分裂』(中央公論新社、2012年)、
『ケネディ─「神話」と実像  中公新書』
(中央公論新社、2007年)、
『リンカン 神になった男の功罪』(彩流社、2009年)、
『秘密工作ケネディ暗殺 天国からのメッセージ』
(彩流社、2003年)、
『ケネディ兄弟の光と影』(彩流社、1992年)。
主な訳書に『日米の衝突   ペリーから真珠湾、そして戦後』
(ウォルター・ラフィーバー 著、土田宏 監訳、生田目学文 訳、
彩流社、2017年)、
『ケネディ 時代を変えた就任演説』(サーストン・クラーク 著、
土田宏 訳、彩流社、2006年)、
『最後のケネディ テディの栄光と挫折』
(ジョー・マクギニス 著、土田宏 訳、彩流社、1996年)、
『70年代アメリカ なにも起こらなかったかのように』
(ピーター・N. キャロル 著、土田宏 訳、彩流社、1994年)、
『ベスト・エヴィデンス ケネディ暗殺の虚実 上・下』
(ディヴィッド S.リフトン 著、土田宏 訳、彩流社、
1985年、1986年)、
『下院議長オニール回想録』
(ウィリアム・ノヴァク、ティップ・オニール 著、
共訳、彩流社、1989年)、
『ニクソン 竹書房文庫』
(オリバー・ストーン 著、エリック・ハンブルグ 編、
共訳、竹書房、1996年)、
『アメリカの時代  戦後史のなかのアメリカ政治と外交』
(ウォルター・ラフィーバー 著、
久保文明他と共訳、芦書房、1992年)、などがある。



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