郵便配達の文化表象ポストマンの詩学
時実 早苗:著
発行:彩流社
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四六判 173ページ 並製
定価:1,800円+税
ISBN978-4-7791-7097-3 C0390
在庫あり
奥付の初版発行年月:2017年08月
書店発売日:2017年08月18日

紹介

文学、映画、絵画などの文化的テクストに
遍在する郵便配達員のイメージを読解する。

「手紙」は多様に、そして明瞭に表象されていても、
なぜ、それを運ぶポストマンは軽視されるのか?

現在のネットの時代に軽視されがちな手紙だからこそ、
それを運ぶことの意義を見つめ直す。

フェルメールやゴッホの絵画、
『イル・ポスティーノ』や『ポストマン』、
『ディーバ』、『エリックを探して』、『山の郵便配達』
などの映画、
『郵便配達は二度ベルを鳴らす』、サン=テグジュベリの
『南方郵便飛行』やピンチョン『ロット49 の叫び』、
ジョイス『フィネガンズ・ウェイク』などの小説、
フィッツジェラルドの『ヴェジタブル』や
テネシー・ウィリアムズの『火刑』などの戯曲をはじめ、
多彩な文化的テクストが
「ポストマン」というイメージで繋がっていく…。

馬で郵便を届ける「ポニー・ライダー」はじめ、
郵便制度の歴史なども簡明に説明されています。

著者プロフィール

時実 早苗(トキザネ サナエ)

(ときざね・さなえ)
大妻女子大学文学部教授(アメリカ文学)。
東京教育大学大学院文学研究科修士課程修了。
博士・文学(筑波大学)、千葉大学名誉教授。
著書:Faulkner and/or Writing (Liber Press、1986) 、
The Politics of Authorship (Liber Press、1996)、
『手紙のアメリカ』(南雲堂、2008) 
翻訳:クリストファー・ノリス著
『ポール・ド・マン-- 脱構築と美学イデオロギー』
(法政大学出版局、2004)、ハンス・バーテンス他編
『キーパーソンで読むポストモダニズム』
(共訳、新曜社、2005)、パウラ・バーン著
『パーディタ』(共訳、作品社、2012)ほか



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