最善の自然療法 自然治癒力を引き出す命のマッサージ
米原 邦男:著
発行:本の泉社   発売:本の泉社
この版元の本一覧
四六判 240ページ 並製
定価:1,238円+税
ISBN978-4-7807-0641-3 C0047

奥付の初版発行年月:2010年10月
書店発売日:2010年10月16日

紹介

 療法としては、全身くまなく適当な刺激を与えるマッサージ療法が最適です。「手当」という言葉があるように、人がお互いに痛いところに手を当てたりさすったりすることは自然なことで、医療の原点であると思います。その意味で私は、マッサージ療法を自然療法の一つであると考えたわけです。
(『まず、はじめに ~みなさまにお話したいこと~』より抜粋)

目次

まず、はじめに ~みなさまにお話したいこと~  3
第1章 ガンの症例  17
その一 胃ガンの塊が縮小した高村マサさん  18
その二 腹腔内のガンで余命三ヵ月、佐藤正吉さん  25
その三 胃ガンを摘出し一八年、再発を予防した花田幸雄さん  33
その四 糖尿病に肝臓ガンを併発して余命六ヵ月の奥村仁さん  37
第2章 心臓病の症例  43
その一 心不全の間宮加代さんと山の暮らし  44
その二 残念でならない湯川博さんの最後の日  51
その三 働き者の佐々木珠さん  58
第3章 脳卒中の症例  61
その一 歯科医師の平森次郎さん  62
その二 松村ご夫妻とご親戚の六人のこと  68
その三 おじいさんの脳卒中と田中千代さんの素晴らしい介護  81
その四 軽い脳卒中の瀬川喜美さん、再発は防げたけれど……  95
その五 軽い脳卒中の白川カスミさん、山あり谷ありの最後  102
●脳卒中予防の実例  113
第4章 糖尿病の症例  121
その一 奥村仁さんの糖尿病と、奥さんのポリープ  122
その二 院長の糖尿病とおばあさんの喘息  127
その三 島村崇さんの糖尿病とお義母さんのパーキンソン病  133
第5章 椎間板ヘルニアの症例  141
その一 信念の人、門田清子さん  142
その二 景山健一くんの首の椎間板ヘルニア  154
その三 腰が弱かった仲本昌也さん  156
第6章 腰曲がりの症例  161
その一 吉田松子さんの家系は  162
その二 努力家の森田佳子さん  168
第7章 肥満の症例  173
その一 柴田美世さんの肥満は万病の元か?  174
その二 大石直子さんのめまい  177

第8章 その他の症例  181
その一 自律神経失調症 ――田中福吉さんの場合  182
その二 うつ病 ――岡本由美さんの場合  183
その三 過敏性大腸症候群 ――井上美子さんの場合  184
その四 乳腺症・甲状腺肥大・子宮筋腫 ――川崎正美さんの場合ほか  186
その五 注射ダコ ――高山大吉さんの場合  190
第9章 高齢者と事故による死の実例  193
その一 階段からの転落 ――徳本光代さんは  194
その二 転倒・骨折 ――樋口敏子さんは  198
その三 転倒・骨折 ――森下ヒロさんは  202

第10章 安らかな死の実例  205
その一 大島美代子さんの眠るような死  206
その二 奥村仁さんの大往生ほか  212
第11章 理想的な病気予防の実例  219
その一 二六年間の通院率九九・四%の吉野ヒナ子さん  220
その二 ガン予防の実例、仲本昌也さんのこと  226
近況報告をあとがきにかえて  231

前書きなど

 病気(とくに生活習慣病)は、多くは中年以後、年齢が高くなるにつれ、だんだん多く出てきます。しかし病気の原因と言われる前述の食べ物、運動、休息の三つは、中年以前も中年以後もあまり変わりません。変わらないのに病気が出るということは、原因としてはいささか無理があると言わなければなりません。そこで私はいろいろと思考を重ねた結果、原因を二つに仮定しました。
 第一は体質、第二は老化による自律神経の失調と血液の循環障害です。こう仮定すると、中年以後歳を重ねるにつれて病気が多く出るという事実を、矛盾なく説明できると考えたのです。そして、病気を予防したり治療したりするためには、中年以後の自立神経の乱れや循環系の滞りを調節する必要があると考えました。
 療法としては、全身くまなく適当な刺激を与えるマッサージ療法が最適です。「手当」という言葉があるように、人がお互いに痛いところに手を当てたりさすったりすることは自然なことで、医療の原点であると思います。その意味で私は、マッサージ療法を自然療法の一つであると考えたわけです。
 老化現象は中年以後から死にいたるまで続行するのですから、マッサージも定期的に繰り返し続けることが必要。そうすることによって、より確実に効果が期待できると考えました。

〜〜〜

 郷里に帰った私は、待望の治療院を開くことができました。同時に、米子市の医院にマッサージ師として勤務し、やや早めに仕事を終えたのち、治療院に帰り腰を落ち着けて患者さんの来院を待つという体制で開業しました。七年後には病院勤務をやめて、その後治療院一筋の経営となりました。

〜〜〜

 私の郷里は、鳥取県西部の中心都市米子市から車で三〇分ほど、中国地方の秀峰大山麓にある田園地帯の町です。患者さんの多くは中年以上の方ですが、マッサージを長く続けるという私の考えに共鳴し、高年齢になっても通い続けて、私の考えの実証に貢献してくださいました。そのいくつかを本文に述べました。
 これは単なる偶然ではなく、この療法がいかに人体生理に合致した自然療法であるかということを実証できたのではないかと思っています。科学的な解明は一介の治療師である私にはできません。研究者によって解明されることを期待しております。
(『まず、はじめに ~みなさまにお話したいこと~』より抜粋)

関連リンク

本の泉社

著者プロフィール

米原 邦男(ヨネハラ クニオ)

鍼灸マッサージ師
マッサージ治療師



▲ページの上端へ