ナウシカからもののけ姫へ 新版 宮崎駿の地平 
野村 幸一郎:著
発行:新典社
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B6判 208ページ 並製
定価:1,500円+税
ISBN978-4-7879-6837-1 C0374
在庫あり
奥付の初版発行年月:2018年04月
書店発売日:2018年04月05日

紹介

宮崎駿が現代社会に向けて映画にこめたメッセージを読み解くべく『風の谷のナウシカ』『もののけ姫』を中心に、作品考察に加えて、公演記録・エッセイなどから宮崎駿の思想を形成した土壌を探る。 

目次

はじめに
第一章 「広場の孤独」という生存様式―『風の谷のナウシカ』から『ハウルの動く城』へ
 風の谷の「人民」
 〈共生〉の構造
 自然に背反する人為―『風の谷のナウシカ』から『天空の城ラピュタ』へ
 マルクス主義への懐疑
 「広場の孤独」という生存様式―堀田善衛との接点
 国民国家へのまなざし―『紅の豚』と『ハウルの動く城』
第二章 照葉樹林文化とアニミズム―『もののけ姫』から『となりのトトロ』へ
 『もののけ姫』と照葉樹林文化論
 カインの末裔
 『もののけ姫』から『となりのトトロ』へ―柳田國男との接点
 アニミズムの受容をめぐって
 タタリ神とディダラボッチ
 自我の行方―司馬遼太郎・網野善彦との接点
第三章 〈自立〉という問題系
 キキの旅立ち―『魔女の宅急便』
 『千と千尋の神隠し』のアニミズム
 現代文明を超克する〈私〉―『崖の上のポニョ』へ
あとがき―新版出版にあたって

著者プロフィール

野村 幸一郎(ノムラ コウイチロウ)

野村 幸一郎(のむら こういちろう)
1964年三重県伊勢市生まれ,立命館大学大学院文学研究科博士後期課程修了,博士(文学),
京都橘大学教授,日本近代文学専攻,
『小林秀雄 美的モデルネの行方』(和泉書院,2006年),『宮崎駿の地平 広場の孤独・照葉樹林・アニミズム』(白地社,2010年),
『白洲正子―日本文化と身体』(新典社,2014年),『京アニを読む』(新典社,2016年)など



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