雲の上はいつも青空
夏梅 流石:著
発行:
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A5判 216ページ 並製
定価:952円+税
ISBN978-4-7947-0571-6(479470571) C0095
在庫僅少
奥付の初版発行年月:0710年01月

紹介

暦と自然現象を、パイロットの目から捉え、解説。
「春先に昼間暖かくなったと思ったら、朝方やけに冷えたなと感じることがある。こんな経験をされたことがあると思う。これは春に多い移動性高血圧におおわれていると昼間暖かく穏やかだが、明け方は快晴の後、放射冷却となり冷え込んでくるので昼と朝の気温が大きく感じさせられる。朝の飛行機の出発前に行う外部の機体点検では寒く感じ、昼は上着を脱ぎたくなる。移動性高血圧は別名「春の使者」といわれ、通過毎に春に向かう。移動性高気圧の全面は晴れるが、過ぎると序々に上層雲(薄曇り)から広がり始め、中層雲、下層雲(本曇り)と続き雨が降り出す。離陸後すぐに雲に入り、それを抜けるのに数分、時間がかかる。しばらくして雲の上の青空が見えてくる」(本文より抜粋)

目次

二月、三月、四月の春(立春から立夏前日)
五月、六月、7月の夏(立夏から立秋前日)
八月、九月、十月の秋(立秋から立冬の前日まで)
十一月、十二月、一月(立冬から立春の前日まで)

前書きなど

パイロットとして操縦する飛行機から見える空の景色、山々の風景、川の流れ、海の色、大きさ、つまりこの地球のすばらしさ、両手からはみ出るすごさに気付く。
パイロットは旅先にお客様を運ぶだけでなく、人生の水先案内人の役目もあるのではないかと思っている。その役目をはたすべく、本書を執筆した。
人生におこりうるどんなことも、自然の雄大さの前には小さなことなのである。若者が人生の途中で希望を失いかける時もあるかもしれない。そんな時には飛行機に乗って窓から地上の景色、雲の上の青空を見てほしい。

版元から一言

森羅万象、自然現象を雲の上から紹介する本書。いろは4行詩とともに紹介される気象、自然現象は、わかりやすく、人間が宇宙に生かされていることに気付きます。また、暦の解説もわかりやすいものとなっています。著者は、修学旅行などで著者の操縦する航空機を利用された学校へ、本書を贈呈し、若い人々へのエールを送っています。

著者プロフィール

夏梅 流石(ナツウメ リュウセキ)

東京生まれ。ジャンボジェット機機長を経て現在教官操縦士。総飛行時間は1万3000時間を超える。平成17年に機長としての5000時間無事故表彰を受ける。オーロラ愛好家として北欧文化の紹介にも一役をかっている。



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