会津九々布郷中妻村ー伝承と史跡が語る村の歴史
佐藤公男
発行:叢文社
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A5判 152ページ 並製
定価:2,000円+税
ISBN978-4-7947-0667-6 C0095
在庫あり
奥付の初版発行年月:2011年08月
書店発売日:2011年09月01日

紹介

著者は中学生時代にこの地での縄文土器発掘を体験して以来、この地に遺る歴史を30年かけて探究。古文書や古地図をはじめ、供養塔に遺された文様、お年寄りからの聞き取り調査など、民俗学の要素もとりいれた検証法は福島の一地方に眠る貴重な歴史を見事に掘り起こす。

目次

第一章 土器ひろいの学生時代 
     一 中妻村の縄文遺跡 
     二 住居跡発見 
     三 黒曜石の輝き 
第二章 長沼氏の下郷支配  
     一 長沼氏と九々布郷 
     二 九々布城と日向城 
     三 九々布城発掘調査報告書を読んで 
     四 九々布棚と本九々布佐藤氏 
第三章 中妻源大夫照元と松川村佐藤氏   
     一 中妻館のこと 
     二 旭田寺(中の沢)観音堂 
     三 和田山雷神社史跡  
     四 宗祖長沼氏の本拠地 
第四章 児山城家臣と九々布郷  
     一 児山城と芳賀氏 
     二 石橋町訪問と小林昌三九氏 
     三 南山児山氏の足跡  
     四 摩利支天柄鏡の行方  
第五章 助右衛門と逆修念仏  
     一 下郷町の逆修念仏 
     二 中妻村の修験者 
     三 信仰の地・地獄窪 
第六章 下郷農民と御蔵入騒動  
     一 念仏者助右衛門 
     二 下郷農民決起とその後 
     三 松川農民の集合場所は 
第七章 飯田堰と仏坂  
     一 飯田兵左衛門重成と堰神祭 
     二 新田開発と農業生産
     三 堰の完成 
             資料 
            ①中妻村役一覧  ②中妻村人口推移   ③中妻の地名 
          あとがきにかえて 
            「原発に頼らない街づくりを」      
            「会津縦貫南道路建設計画と史跡保存の提言」   
            「中妻集落の史跡保存のために」

版元から一言

一地方に眠る史跡にこそ、真の歴史がある。本書は、逆襲や摩利支天など民俗学の観点からも貴重な一冊。東日本大震災では、村のお地蔵さんが津波から村を救ったという例もあった。遺された小さな史跡が語りかけてくるものとは。

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叢文社

著者プロフィール

佐藤公男()

福島県南会津郡下郷町中妻に生まれる。若松商業高校卒業。2010年日本出版販売を定年退社。九々布城と中妻館の保存をすすめる会主宰。江沼地方史研究会会員。著書に『南山中妻館物語』(叢文社)



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