LPA 1990-2015 建築照明デザインの潮流
面出薫:著, ライティング プランナーズ アソシエーツ:著
発行:六耀社
この版元の本一覧
A4判変型 424ページ 並製
定価:12,000円+税
ISBN978-4-89737-793-3 C3052
近刊
奥付の初版発行年月:2015年06月
書店発売日:2015年06月29日

紹介

建築照明デザインの世界で先駆的な役割を演じる面出薫は照明デザイナー集団LPAを率いて四半世紀、国内外の照明デザインの世界で先駆的な役割を演じている。本書は、LPAの25年の間に完成させた700以上のプロジェクトのうち、代表作100のプロジェクトを選び出し時系列で紹介。面出薫とLPAの仕事を通して、住宅・ホテル・商業空間から公共空間・都市環境まで、建築照明デザインの潮流を読み取ることができる。

目次

序文  1990-2015_LPAに吹いた建築照明の風
Phase1「建築照明の啓蒙/エジソン・プライス、磯崎新、伊東豊雄の役割」
Phase2「公共空間が語ること/東京国際フォーラムと京都駅ビル」
Phase3「建築照明の作法/せんだいメディアテークから国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館へ」
Phase4「海を越えアジアへ/シンガポール、中国、香港に学ぶ」
Phase5「陰影のデザイン/2011年が教える新たな照明の価値」
巻末-16頁分の年表付き

版元から一言

照明デザイナー集団LPAが設立されてから、この25年間の間には、ベルリンの崩壊から始まり、湾岸戦争勃発、京都議定書締結、米国同時多発テロ、バブル経済崩壊、東日本大震災にいたるまで、さまざまな事件が起きました。こうした事件や事象の影響を受けて、照明デザインの考え方や捉え方も変化しています。また、照明に関わる技術革新も、白熱ランプからLEDへと置き換えられ、サイズも小型化するなど、大きく改変。本書は、そうした時代と技術の変遷も作品を通じて、読み取れます。本書は2015 年から2016 年にかけて、Berlin, Singapore, Hong Kong, Tokyo の4 会場で、LPAから世界に発信する「LPA25周年:照明デザインの新たな価値展」の開催を記念して発刊します。

著者プロフィール

面出薫(メンデカオル)

照明デザイナー。1950年、東京に生まれる。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程を修了。1990年 ㈱ライティング プランナーズ アソシエーツを設立、代表取締役。住宅照明から建築照明、都市・環境照明の分野まで幅広い照明デザインのプロデューサー、プランナーとして活躍するかたわら、市民参加の照明文化研究会「照明探偵団」を組織し、団長として精力的に活動を展開中。
新宿NSビル、風の塔、東京国際フォーラム、JR京都駅、せんだいメディアテーク、六本木ヒルズ、長崎原爆死没者追悼平和祈念館、京都迎賓館、茅野市民館、シンガポール国立博物館、シンガポール中心市街地照明マスタープラン、アリラ ヴィラ ウルワトゥ、ガーデンズ バイザ ベイ、JR東京駅丸の内駅舎復原ライトアップなどの照明計画を担当。国際照明デザイナー協会賞・最優秀賞、日本照明学会・日本照明賞、日本文化デザイン賞、毎日デザイン賞などを受賞。現在、武蔵野美術大学客員教授、東京芸術大学、東京大学、などの非常勤講師。日本建築学会(AIJ)、日本照明学会(IEIJ)、北米照明学会(IESNA)、国際照明デザイナー協会(IALD)、日本デザインコミッティ(JDC)などの会員。
著書に『世界照明探偵団』(鹿島出版会)、『都市と建築の照明デザイン』(六耀社)、『陰影のデザイン』(六耀社)、『光のゼミナール』(鹿島出版会)、『建築照明の作法』(TOTO出版)など多数。

ライティング プランナーズ アソシエーツ(ライティング プランナーズ アソシエーツ)

優れた光環境の創造を通じて建築文化や照明文化に広く貢献するために設立された、光の専門技術集団。1990年に面出薫を中心とした6名の照明デザイナーによって設立され、現在は東京とシンガポール、香港を拠点に56名の個性的な社員によって構成されている。
主に建築照明デザインを中心とした仕事が多いが、近年には住宅からホテル、オフィスビル、商業施設、公共空間、ランドスケープから都市環境まで幅広い分野の照明デザインで卓越した仕事が多い。国内の仕事に留まらず、担当プロジェクトは世界中に広くいきわたり、照明デザイン界での先駆的役割を果たしている。
また、1990年に設立した市民参加の照明文化研究会「照明探偵団」の活動母体でもあり、探偵団街歩きや探偵団サロン、世界照明探偵団フォーラムや国内外の都市照明環境調査などを通じて、照明文化の啓蒙に勤めている。



▲ページの上端へ