日本の「家具」に導かれて地味のあるデザイン
小泉誠:著
発行:六耀社
この版元の本一覧
A5判 192ページ 並製
定価:2,500円+税
ISBN978-4-89737-795-7 C3052
近刊
奥付の初版発行年月:2015年08月
書店発売日:2015年08月14日

紹介

 著者は高度経済成長期に育ち、インテリアデザイン事務所を経て、1990年に独立する。90年代は日本のインテリアデザインの変換期だった。その中で、著者は日本の「家具」に思いをはせ、常にモノづくりの根本を探りつつデザインしてきた。今では、その粘り強いモノづくりの姿勢やデザインが多くの人に支持されている。「今、そこにあるモノや人を生かす」「現場で一緒に考える」をモットーに、「生活の道具」に新しい息吹を吹き込み、産地に勢いを取り戻させている。その活動は宮崎県都城、徳島、高岡、京都、関、有田など全国各地に広がり、それは点から線、面へと拡大している。本書では、そうした小泉の目指すデザインを、本人の言葉で「原点」「価値観」「方法」「スタンス」「今」の5つに括って紹介する。

目次

はじめに
第1章 原点
第2章 価値観
第3章 方法
第4章 スタンス
第5章 今
コラム その他の作品解説
終わりに

版元から一言

著者がデザインするモノは、息の長い定番が数多くあります。スピード優先の時代ですが、時間を掛けてつくる著者に惚れ込み、一緒に作ろうというメーカーが後を絶ちません。小さな箸置きから数々のプロダクト、椅子、空間デザイン、建築まで手掛ける小泉デザインの秘密を、「腑に落ちるまでつくる」「ミニマムは足し算」「本気の恋愛なのか、援助交際なのか」「一本の枝を太く育てる」などの本人の言葉で解き明かします。

著者プロフィール

小泉誠(コイズミマコト)

1960年東京生まれ。デザイナーの原兆英・原成光両氏に師事した後、1990年コイズミスタジオ設立。箸置きから建築まで生活に関わる全てのデザインを手掛ける。2003年にはデザインを伝える場として東京の国立市に「こいずみ道具店」を開きリアルなデザイン活動を展開している。現在では、日本全国のものづくりの現場に赴き、地域との恊働を続けている。2003年「デザインの素」(ラトルズ)出版。2005年ギャラリー間展覧会、同時に「と/to」(TOTO出版)出版。2007年小泉誠展「匣&函」、富山県大山地区「木と出会えるまちづくり」委員長。武蔵野美術大学空間演出デザイン学科教授。



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